キャラ:K-BOOKSの「アニーちゃん」
(でじこや めろんちゃんみたいな 常設のキャラじゃなくて、
10周年記念テレカの絵柄の1つとして、1枚絵を1回しか描かれてないキャラです)
原型師:温泉天国
元イラスト:フミオ
スケール:ノンスケールと書いてあるけど、ほぼ1/8
発売元:K-BOOKS
発売時期:2006年2月のワンフェス
また比較的エロいフィギュアです。
時間が無かったのか、作例が割りとベタ塗りだったんで、
ジーンズをウェザリングでリアルにしてみました。
その他、今までより手法を多少変えて組みました。
パッケージと完成したフィギュアを並べて見ます。
パッケージの元イラストに比べて
乳首の突起が大き過ぎる感じだったので
(服に表れる凹凸としては その方がリアルでしょうが)、
削って、アルテコ瞬着パテで再形成しました。
こういう場合、アルテコは液を多めにすると 雫の形が上手くそのまま使えます。
ジーンズ。
あの独特の質感を どうやって再現するか悩みましたが、
紺色でラッカー塗装した後、
白のエナメル塗料でウェザリングしたら何となく それっぽくなりました。
一定方向(今回は横)に綿棒で白塗料を擦り付けて、こんな感じに。
金色のボタンもエナメルで描いてあります。
2分割されてて、前後から合わせて履かせます。
あと、いわゆる「尻えくぼ」を薄く彫ってみました。
組み立て後は 服に隠れて殆ど見えないのですが。
下地塗装(真っ白)状態のを撮影してモノクロにしてコントラスト強調。
塗装後。
上着とジーンズを接続する前に、背中と尻えくぼを撮っときましょう。
腰とかも上着とジーンズで見えなくなるので、接続前に撮っときましょう。
このキットも 元々腹筋の造形が美しいので
手は加えませんでした。
それと、肌色の塗り方を今回から変更しました。
今まで、自前調合の肌色(明)でベタ塗りした後、
自前調合の肌色(暗)を関節や陰になる部分に吹いてましたが、
今回からはガイアノーツのフレッシュセットです。
従来の方法だと、途中で調合済みの塗料が尽きると同じ色を再度作るのが不可能だったり、
特に暗の色の調合が難しかったり(暗すぎると明を上から吹いても戻せない)でしたが、
その心配が無くなり、安心してじっくり微調整が出来ます。
例によって陰影が映えるように腹筋をモノクロ化。
諸君、私は腹筋が好きだ。
諸君、私は腹筋が好きだ。
諸君、私は腹筋が大好きだ。
ようやく完成状態の写真。
一応、靴とニーソとジーンズ以外はグラデーション入ってます。
斜め前から。
顔アップ。
割と無難に目が描けた様な気がするのは、
ウインクで片目しか描かないで済む為
両目の大きさや視線方向の不一致が起こり得ないからと思われ。
顔の描き方も多少変えてます。
以前は、
肌色塗装(ラッカー)
↓
つや消しクリアコート(ラッカー)
↓
目と眉を描く(エナメル)
↓
目にツヤ入れ(水性アクリル)
という順でしたが、今は
肌色塗装(ラッカー)
↓
クリアコート(ラッカー)
↓
目と眉を描く(エナメル)
↓
つや消しクリアコート(ラッカー)
↓
目にツヤ入れ(水性アクリル)
にしてます。
つや消しクリアコートすると表面が凸凹になるので、
その後で目を描くと輪郭が滲みやすいです。
それに対し、クリアコートなら表面が滑らかになるので、
目が描きやすいです。
二重瞼の線は、以前はコピックモデラーで描いてましたが、線にムラが出るので、
今回は エナメル塗料を極細筆で塗りました。
靴は作例だと紐も本体も同色だったのですが、紐だけ白にしました。
斜め後から。
真後から。
斜め上から。
正面下から。
斜め下から。
斜め下から。
あ、もみあげが有りません。