魔女っ娘妖精物語 あっぷるマリィ
 Q&A 及び 心底どうでもいい蘊蓄
   著:蓬@九条組

本文を更新したついでとかに、随時追加しています。
下に行くほど新しい項目になります。

目次
 マリィのステッキ(前期)について
 方言について
 時代考証について
 人権意識について
 セクハラについて
 早苗の素の状態での身体能力について
 政治的に正しい表現について
 意味不明な単語について
 スズメのエピソードについて
 マリィのステッキ(後期)について
 林檎ヶ丘村の住民の知的レベルについて
 議会の会派構成について
 時代考証について2


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☆ Q マリィのステッキ(前期)について
 マリィのステッキ(前期)が巨大化時に300kg弱とあるが、その根拠をご教示願いたい。(議会質問風)

☆ A
 第3話の記述より、ステッキ全体の長さが2mで、そのうちリンゴ形の部分が約30cmとあります。
 リンゴ部分は大雑把に直径30cmの球体として、棒部分は長さ170cmで直径2.5cmの柱形として、
 それぞれ体積を算出し、その和に劣化ウランの比重19g/cm3をかけます。
 ( 4/3 * π * 153 + π * 1.252 * 170 ) * 19 ≒ 284,461g ≒ 約284kg
 よって、約284kgになります。


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☆ Q 方言について
 林檎ヶ丘村は東北地方北部にあると思われるが、方言が東北弁とは明らかに違うのでは。

☆ A
 当初、早苗を含めた全村民のセリフをハードな東北弁で書こうかと思ったのですが、
 ハード東北弁の発音は老人のインタビューがオンエア時に字幕が付く程に標準語からの違いが大きく、
 生半可な知識では書けないし、仮に書けても判読困難と思い知り断念しました。
 結局、適当な北関東弁を適当に崩した様な 至極いい加減な方言になっています。


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☆ Q 時代考証について
 バブル時代や江戸時代の時代考証が間違っているのでは。

☆ A
 作者は、バブル期には小学生だった上、
 バブルの恩恵を受ける事のない環境で育った為、
 リアルなバブルの記憶が一切ありません。
 よって、全て伝聞と検索から集めた適当情報で書いているので、かなり間違っていると思います。
 江戸時代に関しては、歴史は全くの素人なのでバブル期以上に出鱈目です。


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☆ Q 人権意識について
 どうして林檎ヶ丘村の住民は、人が死んでも平気なのですか。

☆ A
 古来より非常に豪胆な土地柄なのです。
 田舎では稀に、法律や東京の社会通念よりも、地域の習俗の方が優先される事があります。
 限界を超えた土地柄が、早苗や征海(祖母)、隣のおばさん等、多くの剛の者を育んだのです。


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☆ Q セクハラについて
 村長が役場職員の女性をちゃん付けで呼んでいるがセクハラに当たらないのしょうか。

☆ A
 彼等はオッサン同士でもデフォルトでちゃん付けで呼び合っているので問題ありません。
 小中学校が同じどころか、生まれた時から一緒なのですから。


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☆ Q 早苗の素の状態での身体能力について
 第1話で「野犬を無事に追い払える自信が無い」なんて書いてあるが、
 第2話以降の素の状態での超人ぶりを見るに、変身してなくても野犬如き一捻りなのでは。

☆ A
 あまり先まで深く考えずに書いていました。
 第1話を書いてる時点では、素の早苗の超人化、林檎ヶ丘の魔界化の予定はありませんでした。


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☆ Q 政治的に正しい表現について
 訛っていない赤城村議が、第6話で「ミ林檎ヶ丘」って発音している?

☆ A
 敢えて「Ms.」と言っているのです。
 赤城村議はリベラル派なので「Miss」「Mrs.」の表現を好みません。
 でも周囲が訛りまくりのド田舎なんで誰にも気付いて貰えません。


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☆ Q 意味不明な単語について
 訳が分からない単語があります。

☆ A
 ググるかウィキると大抵出て来ます。
 その事象に付随した背景とか無駄知識とかも分かるんで、
 検索しながら読むと、色々とより楽しいかと思います。


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☆ Q スズメのエピソードについて
 八百乃進のスズメ退治の話は毛沢東そのまんまでは。

☆ A
 そうです。1950年代に毛沢東が行ったスズメ掃討作戦そのものです。
 時代を120年先取りしていたのです。


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☆ Q マリィのステッキ(後期)について
 前期より大分軽いらしいが、重さを教示願いたい。(議会質問風)

☆ A
 刃渡り30cm、柄は210cm程度のつもりなので、
 刃の部分は大雑把に長さ30cm、幅3cm、厚さ5mmの直方体として、
 棒部分は長さ210cmで直径2.5cmの柱形として、
 それぞれ体積を算出し、その和にタングステンの比重19g/cm3をかけます。
 ( 30 * 3 * 0.5 + π * 1.252 * 210 ) * 19 ≒ 20,440g ≒ 約20kg
 よって、約20kgになります。
 比重は前期とほぼ変わらないのですが、大分軽くなりました。


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☆ Q 林檎ヶ丘村の住民の知的レベルについて
 極端に知的水準が低いのは何故なのでしょうか。

☆ A
 特殊な筋肉が膨大な酸素を消費する為、
 脳に回る酸素量が通常の人間よりも少ないのです。
 その為、林檎ヶ丘村住民の脳は常にエコノミーモードで動作しています。


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☆ Q 議会の会派構成について
 村議6人の内訳が、親村長派3人、反村長派2人、公冥1人で、
 そのうち親村長派1人が議長だとすると、
 議長は採決に加わらないので公冥がキャスティングボード握ってるんですか?

☆ A
 ド田舎なんで投票を行ったら、
 社怪党・共酸党が議席ゼロで
 保守系親村長派が5〜6人くらいになるのが自然なんですけど、
 林檎ヶ丘村の村議選挙は、投票ではなく立候補者同士の殴り合いで当選者を決めるので、
 この様な結果となっています。
 立候補届出をする告示日に届出会場で戦い、
 勝ち残った6人が立候補届出を提出しますので、
 法解釈的には書類上は無投票という事になってます。

 議会定数が6人てのは、執筆開始時点で人口が日本最小の市町村である
 東京都青ヶ島村を参考にしました。
 林檎ヶ丘村の人口規模も、そこを参考にしてます。
 (青ヶ島村の名誉の為に書きますが、青ヶ島村は林檎ヶ丘村のモデルでは全くありません。
  そもそも青ヶ島村は離島です。)

 尚、都道府県政・国政レベルで見ると共酸党は、社怪党とも公冥等とも対立関係にありますが、
 この村内では3議員の仲はマイノリティー同士なんで特に悪くない、程度のつもりで書いてます。


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☆ Q 時代考証について2
 第9話で「老人力」「スカウター」「らめー」等、1988年当時は無い概念が出ていますが。

☆ A
 ずっと執筆してる内に、
 1988年当時の時代背景を上手に作品に反映するのは
 自分の知識と力量じゃ無理だと思えて来たんで、
 時代考証に関する作者脳内ルールが済し崩し的に緩んでしまったのです。
 第10話以降も こうなるつもりです。