キャラ:「痕」の「柏木梓」
スケール:1/8
発売元:コトブキヤ
発売時期:2001年10月


微細な凸凹やホコリ、その他多数のアラ残ってしまったタマ姉制作時の反省を踏まえ、
2体目の梓は アラを極力少なくしようとしてみました。
タマ姉に比べ 色数も少なくマスキングも容易な形だったので、
案外楽に組めました。


パッケージ



腰から上。
髪は多少ツヤを残してみました。
今回、表面にホコリは殆ど残らなかったと思ったら、
良く見ると白い服の部分には妙に沢山ホコリが……。
同じく白い靴下部分は何故か無事。




全身図。
靴・カチューシャ・上着の青部分・パンツ以外は全部グラデーションかけてあります。



顔アップ。
瞳と眉はエナメルを筆で。
二重瞼の線は、コピックマルチライナーです。
今まで マトモな絵を描いた経験が ほぼゼロでしたが、
フィギュアの目を描く事で 2Dキャラの目の構造が段々分かって来ました。
しかし、微調整が難しいですね。
目線方向を完全に狙い通りにする事さえままなりません。
高校時代、我が朋友SHOCK.C氏が絵を描くに関して
「目は難しい。目が1ミリ違うだけで、別のキャラになってしまう」
と記しておりましたが、
何年も経過した現在になって、その言葉の意味を実感しました。



後姿。



今回、肌色と赤味の調合が 良い感じに行った気がします。
膝裏の微妙な質感を見てたもれ。







ところで、取説や公式設定にはパンツの色指定が無いんで、
縞パンツ塗装でもしようと思ったんです。
マスキングも楽そうですし。
で、縞パンツなんて3D世界には殆ど存在しない物ですので、
googleイメージに資料収集に行ったんです。


「縞ぱん」で検索、……と。







ギャー



出てきた画像が全て2D系画像だったのは想定の範囲内でしたが、
世界最強のgoogleデータベース的には
「縞ぱん」が誤りで 「縞パン」が正しい表記と解されている点について
どのように お考えか御答弁願いたい!!(国会答弁風)




上記の様な資料収集作業を経て完成した縞ぱん。
色については、他の部分との統一性を考えるなら青白なんでしょうが
でもそれだと全体の色が単調な感じになりそうだとか色々考えた末に、
痕のシナリオライター・原画師のサイトに、梓についての記述で、
 >ボーイッシュなのに胸が大きく、さばさばしているわりに繊細、
 >というふうに外見から性格まで、すべてにおいて二面性を強調しました。
と書いてあったのを思い出し、
服や性格とは逆方向の、紫よりのピンク(藤色)にしてみました。





例によって、そのまま上半身を接続してみるの図。


世も末です。



キモヲタ諸君に敬意を表してパソチラ。
左脚の付け根、瞬間接着剤が塗膜を溶かして糸引いたみたいになってしまいました。



最後に別角度から。